お久しぶりです!倫子(ともこ)です。

今年の秋は稲わらを集めるのに最悪な天気。
結婚して10年で、
ここまで乾燥した稲わらを集められない年は記憶にありません。

まだまだ残る稲わら。

この写真は数日前に撮ったので
今は昨日の台風でさらに田んぼが水浸しになっています。

これは2週間前。
毎年、稲わらの束を一度返すだけで干せていたけれど、
今年は返し直しという作業をやっています。
わらを返す作業を2回行うので
時間も体の負担も増えます。

今日から天気が良くなるみたいなので、期待したいところ。

昨日は27日に東京で行われる全国枝肉共進会の牛が出発しました。

「牛が出発するときは悲しいですよね?」と聞かれます。

確かにそうなのですが…
酷なようですけど、牛飼いは淡々と牛を乗せて出発することの方が多いと思います。
悲しみに暮れるより、
牛を最後まで無事に送り届けられるかの方に気を遣っていると思います。

家畜車に乗せるときに転ばないか。
暴走して走り出さないか。
どこかにぶつけたりしないか。

そういうことがないように、
牛を引く方も落ち着いて動くことが大切と思います。

牛を育てるということは
別れのときが来るのが当たり前だと思っています。
こうやって書くと、
なんて非情なんだろうと思われるのかな。

でもね、
なんだろうなぁ…
この質問は、
生産現場と消費者との場に大きな壁があるように思えて仕方ないのです。

どうやってこの気持ちを言葉にしたら良いんだろう。

また違う機会に、改めて書いてみたいと思います。