おはようございます。倫子(ともこ)です。

一昨日と昨日と稲馬が東京に行っていました。
来月東京の枝肉市場で米沢牛の青年部の共進会があります。
稲馬と同世代がいる米沢牛の農家が牛を出品し、
枝肉市場が始まる前に優秀な枝肉には賞を与えられるものです。
稲馬は青年部の部長をしているので
今回は来月の営業を農協職員さんと飯豊の副部長さんと一緒にしてきました。

昨日の東京の枝肉市場には14日に出発した我が家の「のぶひさ2」も出ていました。
血統は美国桜ー安福久ー勝忠平です。
昨日の米沢牛の相場は良くて、のぶひさも1kg3000円以上となりました。

実はこの子は食べ残しが多くて獣医さんに何度か診てもらったところ、
早めに出荷させた方が良いかもしれないとアドバイスをいただいていました。
食べないということは体に無理がかかっているのだろうから
もしかすると出荷前に死んでしまうかもしれないし、
そこまでいかなくても大きくならないだろうという感じでした。

32ヶ月齢より早く出荷してしまうと米沢牛として認定されないし、
でも死んでしまったら牛肉として販売することはできませんので難しい判断です。

こういうときは獣医さんのアドバイスと生産者の勘を頼りに考えるのですが
のぶひさは32ヶ月まで育ててみることにしました。

そして、無事に出発。A5の格付けをいただいた米沢牛になりました。

我が家はかなりしぶといと思います(笑)
可能性があるならギリギリまで育てたいという気持ちは誰だってありますが、
こういう判断はお父さんの力が大きくて、経験も勘もさすがだなと思います。

さて、

稲馬が東京に行っている間に
東京から視察の方々がいらっしゃっていました。
yamazon視察 龍さんからHPブログ

大変お世話になっている日山さん(牛肉の販売や飲食店をてがけています)が、
渋谷の焼肉店yamazonさんのみなさんを連れていらっしゃいました。

我が家も含めて米沢市内の米沢牛農家を回ったそうです。
しかも一昨日と昨日とメンバーを変えて2日間の視察。
社長さんや店長さんだけいらっしゃることが多いように思いますが、
みんなで現場を見よう!と考えていただけて嬉しいです。

視察の話はもう少しご紹介したいのでまた後日に改めます。