おはようございます。倫子(ともこ)です。

昨日と今日、米沢では雪灯籠まつりが開かれています。
市民が作った雪の灯籠が上杉神社の境内を何百と立ち並び
日が沈んでからの点火は幻想的な風景となる素敵なおまつりです。

が、

今年は雪が少ないので山から大量に運んだものの、
例年より灯籠の数を減らすことになったそうです。
昨日の朝は雨が降っていたし、今日も雨の予報。
雪の灯籠が崩れてしまいそう…

こういうときは雪がないと雪国のイベントが盛り上がりませんね。

おまつりに合わせて姉妹都市の町長さんたちが来ていて、
市役所から視察の依頼がありました。
10人以上の方々がいらっしゃいました。
2016.2.13沖縄と宮崎視察HPブログ

あれ?少し牛を見たらほとんどの人がいなくなってしまったけど、どこへ??
と思ったら
雪が珍しくてそちらに興味津々(笑)
宮崎や沖縄からいらした方々だったんです。
雪玉を作って見たりしている様子がこちらも楽しかった!

雪国育ちの人は何とも思わないけれど
雪の下はどうなっているのだろうと考えるのが雪になじみのない人たちです。
私自身そうだったので牛舎のまわりを見渡しながら
「この辺りは田んぼなんです」というと
「え?ここもですか??この先もですか???」と、どんどん聞かれます。

特に面白かったのは市道と私道の堺を見て
「ここまで道路があるのに、この先はどうして雪に覆われているのか?」という質問でした。
ここまでは市道だから除雪されるけど、この先は私道だから基本的に除雪されないと説明すると
「ほー!」と頷いてくれて、
今では当たり前になっている光景だけど
私もここに住み始めた頃は同じようなことを聞いたな…と懐かしく思いました。

宮崎というと口蹄疫でたくさんの牛が殺処分された記憶がよみがえります。
現状は7割回復と伺いました。
高齢の方はそれがきっかけで離農してしまったけれど
若い方々は規模を拡大してがんばっているとのことでした。

遠くでがんばっているべこ飼いがいるんだな、と思いつつ
今日も牛舎へ行ってきます!