牛の体温
人より高い
牛の体温は38度くらいあります。
子牛だともう少し高く、38.5度くらいが普通です。
それから1度以上だと微熱と判断します。
体調が悪そうなときは検温
人と同じで
牛の調子が悪そうなときは検温をします。
牛の場合、検温は直腸で測ります。
尾を持ち上げて肛門から体温計を入れて数分おきます。
途中、排泄することがあるので
体温計にクリップのついた紐を結んでおき
クリップを尾につけて体温計が下に落ちないようにします。
検温の前に発熱の判断
検温すると体温が確実にわかるので
獣医の診察を受けるときなどは必ず行いますが、
検温の前に発熱かどうか予測することが大切です。
発熱しているときは息が上がっています。
他の牛と比べて息が荒い時はおかしいし、
鼻息がやたら白くはっきり見えたりすることもあります。
耳は体温がわかりやすいといいますが
すんなりと耳を触らせてくれる牛でないとわからないため、
まずは外見の観察で気付くようにしています。
その他の症状から気付くことも多いです。
体調不良は食欲の低下につながり
食べ残しやエサを与えるときに食べに来ないことは異変を感じます。
咳の様子も心配です。
このような場合も発熱を疑います。