牛と生きると決めました! 家族みんなで米沢牛を育てています。

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エサの攪拌機

エサの攪拌機

我が家のエサを作るために

牛のエサを考えることはとても難しいです。
さまざまな飼料会社があって、
多くの要素のバランスを考えたエサがあり
その中から選んで使っている生産者が多いと思います。

そのエサをそのまま与えることもできますが、
我が家では比較的新鮮な米ぬかを与えたいと考えているので
攪拌機を使って我が家用のエサを作ります。

飼料設計の難しさ

牛は草食動物ですので
牧草や稲わらなどを食べる生き物になりますが、
家畜としての牛を考えると
乳牛は牛乳を多く出すように、
肉牛は味がおいしくなって大きくなるように育てる必要があるので
穀物を食べさせる割合が多くなります。

穀物は牛の消化器官に負担をかけやすい食べ物です。
牛にとって美味しいらしく
与えるとたくさん食べてしまいますが
食べ過ぎると体調不良に陥ります。

飼料会社にエサを設計してもらうメリット

現在の家畜の飼料設計は
タンパク質やカロリー、繊維質など数値で計算して
とうもろこしや大麦など数種類の穀物を
計算に合わせてブレンドします。
ブレンドされた穀物のエサを配合飼料と呼び、
配合飼料を与えるとどのような栄養バランスのものを食べさせているかが
はっきりわかります。

農家個人で、
とうもろこし、大麦、大豆…とそれぞれの穀物を揃えて与えようとすると
飼料設計は難しいし、
エサの保管場所が多く必要になるし、
不便なことが多くなります。

なぜ米ぬかだけ我が家で混ぜるのか

エサは毎日運ばれてくるわけではありません。
我が家だと週に2回の運搬があります。
そのため、配合飼料は日持ちするものであることが必要です。

米ぬかは酸化しやすく
時間が経つと油分が染み出してきます。
そういう状態のものを与えるより
近所のお米屋さんから新鮮な米ぬかを取り寄せ、
時間を置かずに与えたいというのが我が家の考えです。

米ぬかにおいしさがあると思っています!

牛肉のおいしさはたくさんの要因があるので
「何を与えればおいしい」と一概には言えません。
でも、
我が家は米ぬかが大切なエサのひとつと考えています。

新鮮な米ぬかは
我が家のエサに欠かせません!

 

 

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