牛と生きると決めました! 家族みんなで米沢牛を育てています。

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かわいがり方が大切

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牛とのかかわり方

牛を子犬のようにかわいがってはいけない

牛は大型動物です。
牛の背中は人間の大人くらいあるし、
体重は我が家の牛だと最大で600kg以上になります。

ですので、
子犬のようにかわいがるのは無理に決まっています。
常識的に考えてあたりまえですね!

例えば、
子犬がじゃれついてきても問題が起きることはあまりありませんが、
牛がじゃれついてきたら…と考えると恐ろしくありませんか?

牛がじゃれついてきたら人間にとって大問題です。
大ケガするかもしれません。

牛をかわいがることは大切ですが、
じゃれついてきたりしないように上手につきあうことが大切です。

子牛のときが大事

何事も最初が肝心。
人との接し方は子牛のときにどう育てられるかが大きく影響します。

子牛によって性格が違うので
懐こい子、臆病な子、遊びたがる子、一人でいたい子など
さまざまいます。

懐こい子や遊びたがる子は活発でかわいいのですが、
ベタベタとなでまわしたり、
飛び跳ねて近づいてくるのに応えていると
大きくなってからも同じような動きで人に近づいてくるので
とても危ないです。
少し抑え気味に距離を取ることが大切。

臆病な子や一人でいたい子はストレスを抱えやすい子です。
よく声をかけて少しずつ距離を縮めていくことが大切。

頭はなでない方が良い

牛が顔を近づけてくるとつい頭をなでたくなりますが、
大概の牛は人の手が近づくと逃げてしまいます。
もし、なでることができても
できれば頭はなでない方が良いと言われます。

なでられて気持ちが良いと覚えたら
頭を下げて人に近づくようになります。
柵越しに牛と接するだけなら問題ありませんが
直接牛のそばにいるときにケガにつながる危険が高まります。

その牛だけしか近くにいなければ大丈夫ですが、
つながれていない牛が複数いるときに
頭を下げて近づいてくる牛が背後にいると
頭を上げているときより気付きにくくなります。

人が気付かずにいて
牛がパッと下げていた頭を上げてしまうと
人を突き上げてしまうことがあります。
そのような事故が起きないように
牛には頭を下げながら近づくことがないように
癖をつけた方が良いそうです。

 

 

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