加熱発酵させた米
飼料米を与えることでのメリット
飼料米、エサ米(えさまい)と呼ばれるお米があります。
家畜家禽(鶏などを家禽といいます)に与えるお米です。
人が食べても良いそうですが、今のところ我が家では試食したことがありません…
お米を与えると牛肉に甘みが増すと言われます。
デンプン質があるので良いのではないか、とも言われていますが
食べた物がそのまま牛肉に取り込まれるわけではないので
どのくらい影響があるか研究段階にあるようです。
加熱発酵は消化吸収に良い
消化吸収が良くなる牛の体が必要とする栄養やエネルギーはエサの量を減らしてもそれまでと変わらなくなるので
効率が良いと言われます。
また、濃厚飼料は牛の大事な消化器官であるルーメンのphを下げるので与え方が大切ですが
加熱処理したものは急激にphを下げず消化していくので牛の体への負担が少なくなります。
数種類のエサを組み合わせる
我が家では数種類の濃厚飼料を組み合わせます。
メインとなるのは配合ですが、お米を与える時期は加熱発酵させた大豆または大豆粕も与えます。
お米は大豆より消化が遅くなります。
配合の消化の前に大豆→米と段階を踏ませることでルーメンの急激なph変化を起こさせず
よりスムーズに消化させることができます。