牧草のラッピング
牧草をサイレージにするために
6月と8月に牧草刈りがあります。→詳しくはこちら
刈り終わった牧草は十分に乾燥させた乾草(干し草)と
水分を多少含んだ状態の草と
2種類集めることにしています。
水分を含んだものはビニールで覆って密封しておくと
発酵してサイレージというエサになります。
サイレージは草を漬け物にしたようなものです。
長期で保存することができます。
我が家では完全に干した乾草は肥育の牛に与え、
サイレージは主に母牛に与えます。
ラッピング作業の様子
運んできた牧草ロールを機械に乗せて回転させます。
「オートラップマシン」を書いてある部分が360度回転して、
白いビニールシートが巻きついていきます。
包帯をぐるぐる巻いているようなイメージです。
一通り巻かれて中の牧草が見えなくなりました。
このあともまだ回して簡単に破れないようにします。
「あの白い塊はなに?」
我が家の牛舎に来た人は
だいたい牛舎横に並んだラップサイレージのことを聞きます。
巻いているところを見ないと中身がわからないので
疑問に思う方が多いようです。
ちなみに牧草ではなく家畜の飼料米をラップしたエサもあります。
それはホールクロップといいます。
我が家では作っていません。