ねっきたての数
稲わらを田んぼで乾かすために
ねっきたては稲の生長のために行う作業ですが、
我が家では秋に行う稲わらの収穫に影響する作業でもあります。
近くの稲作農家では多くても4本ほどしか作らないところを
その倍にしています。
溝の数が多いほど田んぼから水が抜けやすくなります。
コンバインで刈った稲わらは田んぼの上で干すことになるので
田んぼがぬかるみやすいといつまでも乾きません。
溝を多く作ることで
田んぼ全体の水が流れ出るようになります。
基本的には縦8本 横4本
我が家の田んぼは2反で区切られているものが多くあります。
約100m×約20mになります。
上の図は横長ですが、本当は縦長と考えてください。
数字の単位はcm。溝の間隔です。
稲の株は30cm間隔で植えられているのでその間に作ります。
水の入り口のみの記入で出口を書かなかったのは
田んぼによって入り口と反対にあったり、
入り口の横や同じ場所であったりと違うからです。
水の入り口に近い部分はぬかるみやすくなるので間隔を狭く溝を作ります。
加えて、
稲わらを干すためにはコンバインで刈った後に溝が残っていることが大切なので
稲刈り時にコンバインが踏まないところを考えています。
我が家のまわりだと水路は南から北へ水が流れます。
田んぼも南側の畔と北側の畔とでは高さが違います。
草刈り風景の写真ですが、
向かって右側の田んぼが左側のものより全体的に高くなっていることがわかると思います。
この写真では右が南です。
我が家の田んぼはこのように南の畔の方が高くなっていることが多く、
高い畔に近い角から水が入ります。