わらあげ
乾燥した稲わらを牛舎へ運ぶ
稲刈りが終わって乾燥させた稲わらを牛舎へ運びます。
田んぼから稲わらを運ぶことを「わらあげ」といい、
この仕事で田んぼの仕事は次の春までお休みです。
牛のエサとなる大切な稲わらなので、
しっかり乾いているか見極めながら行います。
天気との勝負!
稲刈りが終わってから一度も雨に当たらずに乾かしたいのが本音ですが、
現実はそうではありません。
9月は比較的乾燥しやすいのですが、
10月になると日照時間が短くなることや
朝に霧が出ること多くなるため
完全に乾いた状態の稲わらを運ぶのは難しくなります。
天気予報をこまめにチェックし、
雨が続きそうなときは多少稲わらの状態が良くなくても運ぶなど
判断に悩みながら行うときもあります。
コンバインで刈った田んぼのわらあげ
田んぼに立たせていた稲わらの束を倒します。
その後、ロールベーラーで稲わらを回収します。
できあがった稲わらのロールは
ダンプなどで牛舎へ運びます。
くいがけのわらあげ
脱穀の終わった稲わらを田んぼ横に運び、
軽トラックやダンプに積んで運びます。