角刈りの広さ
稲わらが乾きやすいように田んぼの溝をなくさないようにするため
コンバインで稲刈りをする田んぼは
稲わらを直接田んぼの上で干すので
田んぼの水はけが良いことが大切です。
そのためにねっきたてで多くの溝を作るのですが、
コンバインが溝の上で何度も切り返すと
せっかくの溝がつぶれてなくなったり水たまりができてしまいます。
コンバインがスムーズに走れるようにするために
角刈りを広く行うのが我が家のやり方です。
角刈り
ときどき「手で稲刈りすることがありますか?」と聞かれますが、
角刈りは手で稲刈りをします。
稲刈りを行うコンバインやバインダーが
田んぼに入る部分は刈ることができません。
人力である程度の広さを稲刈りする必要があります。
それが角刈りです。
入り口だけでなく田んぼの角も機械で刈りにくい部分です。
特に畔が高いとコンバインが向きを変えるときにぶつかってしまい
何度も切り返す必要があります。
入り口のみ角刈りする農家や
田んぼの角全てを角刈りする農家などさまざまいるようです。
我が家ではコンバインの切り返しの数を減らしたいので
角は全て角刈りしています。
角刈りの面積が広い
広さは10列×12列するのが普通です。
これは我が家のコンバインが一度に4列刈れるため、
2周分に少し余裕を持たせて考えています。