あぜシート張り
田んぼの水を大切に使うために
田んぼとあぜの境にあぜシートというビニールを張ります。
田んぼにとって水は命。
田植え後も毎日田んぼを見回って
水の量が多過ぎれば水を抜き、少な過ぎれば水を入れます。
水路から入ってきたばかりの水は水温が低いので稲の生育にはあまりよくありません。
なるべく田んぼの水が抜けないように、水もちのよい田んぼの方が良いとされます。
あぜシートは田んぼの位置を考えて
うちの田んぼは南の方が標高が高くなっています。
水も南から北へと流れるので
あぜシートも北側のあぜ側面に張ります。
その他、隣の田んぼと比べながら傾斜の高い方から低い方へ水が流れないように考えて張ります。
張り方
あぜシートは長細い黒のビニールでそれが筒状に巻きつけられています。
あぜシートの1辺を円盤型の器具を使って田んぼとあぜの境に押し込みます。
上部の写真がその様子です。
そのあと、押し込んだ辺と反対側の1辺をあぜに沿わせ固定します。
うちでは、かやや割り箸を使いあぜシートの上からあぜへ差し込んでいます。