約16か月齢
霜降りへとなっていく大切な時期
霜降りの牛肉というのは、赤身の部分に脂肪が霜が降ったように細かく入っている牛肉です。
和牛関係者は霜降りのことをサシといいます。
我が家では16か月齢ころから22か月齢ころまでが
最もサシの入る時期だと考えています。
牛を育てている間は体の中がどうなっているのかわかりませんが、
22か月齢ころには脂肪細胞の数が決まるといわれています。
本格的な肥育のエサの量はこの時期が上限
本格的な肥育のエサを我が家では配合と呼んでいます。
配合は12か月齢から与える量を徐々に増やし、
この時期に1回約3.6kgになります。
あとは1頭ごとに様子を見て
よく食べて体調を崩さない牛のみ増やすことがありますが
基本的には配合は約3.6kgが最高になります。
麦を与え始める
牛に与える麦は大麦です。
米沢牛は麦の割合を多く与えているところが多いそうです。
麦を与えると牛肉の味が良くなるといわれていますが
脂肪が固くなりがちともいわれるので
その加減と他のエサで補うことなどが必要になります。