約18か月齢
濃厚飼料の量を上げるのはこの時期まで
約16か月齢から与え始めた麦はピークになり
配合と麦はこの頃に与える量が上限となります。
我が家では1回4kg程度です。
個体差があるので牛の食べる勢いや体調を見つつ加減していきます。
季節、血統、食べるスピード…総合的な判断で量を決める
牛は生きているので日々体調が変わります。
この時期に与えるエサの量32か月齢まで進むことがほとんどですが、
少し変化することもあります。
牛は夏より冬の方が食べるし、暑さより寒さの方が強いです。
そのため冬にエサの量を増やすことより夏に増やす方が慎重になります。
夏でもよく食べると思って増やしてしまうと体調への影響が悪く出る可能性が高いからです。
また食べ残しが多い牛は、
その日の体調が悪いのか、たくさん食べられない牛なのかを考えながら量の調節をします。
内臓脂肪のつきやすい血統の牛が食べ残している場合は
無理して食べさせず他の牛より少なめの量にすることが大切です。
食べ方も判断要素の一つです。
配合と麦を与えてから15分ほどで食べ終わるのか。
2時間後くらいに食べ終えるのか。
時間をかけて食べ終わるものは量は増やしません。
個体によって増やすといっても1回100g~150gほど。
少しの加減が後々影響してきます。