おはようございます。伊藤倫子です。
稲馬が何度も載せていた子牛「ふくがきた」が昨日亡くなりました。
外見は普通の子牛でしたが
腸に癒着があって奇形だと獣医さんから言われました。
我が家で生まれた子牛は70頭以上になりますが
亡くなってしまうことは初めて。
しかもこんなに小さいうちに…。
昨日の朝、ぐったりしていたので急いで獣医さんを呼び
極度の脱水だろうと点滴をして一度は立ち上がりぴょんぴょんと回復したように見えました。
その2時間後には再び同じ状態に。
再度診察してもらった時点で
点滴をして半日ももたないなんておかしいと言われ、
それでももう一度点滴をしてもらいました。
ところが全く変わらずぐったりしたまま。
しかも点滴中に鼻から泡が出てきました。
この時点で手の打ちようがなくなってしまい、
それから3時間後ほどで亡くなりました。
私は看取ることができなかったのですが
稲馬は最後までヒーターをつけたりミルクを飲ませてみようとしたそうです。
「死に水のようになってしまった」と言っていましたが、何もせずにいられないのが心情。
奇形と聞くと驚いてしまいますが、
牛だって生き物。必ず正常に生まれてくるとは限りません。
いつかは起こることだとわかっていながら…現実は悲しいです。
稲馬は自分が珍しく何度もブログに載せたりして良くなかったのかな、なんて
悪いようにばかり考えています。
もっと母乳をちゃんと飲んでいるか気にしてあげればよかった、など
反省ばかりが頭をよぎります。
そういう問題ではないと言われたけれど
もう少し何かできたのではないかとどうしても思ってしまうものです。
昨日は早朝から夜まで何度も足を運んでくれた獣医の宇山先生。
帯広畜産大学の後輩になりますが
あらゆる可能性を考えて治療にあたってもらいました。
ありがとうございます!感謝!!