おはようございます。倫子(ともこ)です。

昨日は牛舎の横でクロスカントリー大会がありました。
今年からクロカン親子教室に通っている長女が出場!
我が家はお父さんお母さんが学生時代に部活でクロカンをしていたり、
スポ少の指導をしていた時期があって、みんな総出で長女の応援でした。

学校の先生もクロカンのコーチもみんな優しく、
ビシバシというより、のびのびと滑らせてもらって
無事に完走できました♪
よかった。よかった。
天気も晴天で、みんな日に焼けました!

先週後半から
東大の学生さん、旅館の女将さんと牛を見に来てくれました。
昨日はクロカンの応援にお子さんと来ていた知り合いのママも牛舎へ。

牛にとって知らない人が来ることはストレスになることもあります。
人は行動範囲が広いので
知らないうちに牛舎へ病原菌を運んできてしまうこともあります。

なので、牛舎に来ていただくのは
ときに慎重になってしまうのですけれど
私は牛を見てもらうのはとても嬉しいです。

東大の学生さんは地域の産業とその地域の特色などつながりを考えて
発展してきた歩みやこれからの可能性をレポートにするみたいです。
牛のことを専門に勉強している学生さんではありませんでした。
珍しいお客様です。

でも、とても熱心に勉強してきてくださって
和牛の肥育と繁殖の違い、米沢牛の出荷頭数など理解した上で来てくれました。
補助事業についても質問があり、それが本当に農家の役に立っているのか、など
こちらも話しながら頭の整理をしつつ、充実した時間でした。

旅館の女将さんは娘の同級生のお母さんで、
数か月前に私のブログを読んだ感想をメールで送ってきてくれたことが始まりでした。

そのメールから感性豊かな人だなぁと思っていたのですけど、
牛もそれがわかるのか大歓迎(笑)
手を差し出すとベロベロと舐めまくって、
ほとんどの牛に舐められていました!
私ですらあんなに舐められたことありません(笑)

「温泉の成分かな?」なんて話していたのですが、どうなのでしょう??
その日の朝に源泉を触った、というのが牛には何かわかるのかな。

「牛がこんなにかわいいと思わなかった」と何度も言ってくれて
牛がかわいいと言われるのは本当に嬉しい♪

昨日クロカンの応援に来ていた知り合いのママも
牛舎に入るなり「あ。かわいい」とすぐ言ってくれて♪♪

以前から機会があったら牛を見たいと言ってくれていたので
偶然出会えてよかったです。

一昨日は3.11でしたね。
あれから6年経ったのか…と思うと
あっという間のような、でもまだ6年しか経っていないんだ…という気もします。

ご家族の亡くなられた人の気持ちは癒えないだろうし、
今も避難生活の続く人たちの不安も大きいままだと思います。

被災地とは離れている私たちも
自然の猛威を強烈に感じて、
原発への不信感と地域産業発展や雇用への希望という矛盾に直面し、
食べ物への安全性や風評被害など、多くのことを思い、
今の時代を生きている自分たちがどう生きるか考えずにはいられなくなったと思います。

昨日は素敵なお月さまが見えました。
満月のように見えたけれど、もう過ぎていたのかな?

奥羽山脈の上にぽっかりと浮かぶ景色を見ながら
一日が笑顔で終わることは幸せだな。。。とぼんやり考えました。