おはようございます。倫子(ともこ)です。
11日は東日本大震災から5年。
幼稚園で避難訓練をしてきた長女に震災の時の話をしながら
テレビで見ていた津波の様子思い出し、福島出身の友達のことを思いました。
福島から避難してきているママ友は今年度で避難への助成が終わってしまうことと
お子さんが小学校に上がるタイミングなので福島に戻るかどうか悩んでいました。
年が明けてから会っていないからどう決めたのだろう?
なんてひどい悩みなんだろう。想像するだけでも悲し過ぎる。
震災から1年くらい経ったとき、
帰省して立ち寄った東京の食品店で入店するなり「うちは東北のものは入ってないから安心ですよ」と言われました。
その悲しさというか、むなしさというか…東北を否定されているような気持でした。
もちろんお店の人はそんなつもりはないし、
みんな放射能が不安なだけで東北が嫌いではないのはわかっています。
でも、ね…
被災した人たちも被災していない人たちも
不安と疑心を抱くようになったこの震災の悲しみを思うと心が重くなります。
それでも時間は進んでいて、
光あるものでありますように…と願うばかりです。
さて、
県が主催のおらだのわぎゅう塾の視察で
規模拡大を考えている農家向けのものと開催要項にはあったのですが
エサの話なども聞けて大変勉強になりました。
朝9時頃に米沢の置賜総合支庁を出発して、
途中参加者を増やしながらバスでの道のり。
バスが走っている時間だけで6時間半になり
しかもかなり最初から酔いました!
それでも、私が他の生産者や県職員さんと話す時間は今日しかない!という覚悟だったので
とにかくたくさん話を聞いて、充実した時間にできました。
私は増頭はあまり考えていなくて
牛舎を作るなんて嫌だなーって思っていたので(牛舎は新しいものを建てたいけど借金は嫌だと思うのです)
今回はうち以外の繁殖牛を見ることのできるチャンスというような考えで参加していました。
でも、牛舎を建てることも考えて
これからどういう経営をしていきたいのかもっと現実的に考えたいと思いました。
繁殖に関してはパドックを作りたいと何年も前から思っていて
県職員さんにその話をしたら
「パドックなんて言わないで放牧しろ」と言われたからびっくり!
私はもともと北海道で放牧ばかり見てきて
米沢でも放牧したいな、でもそんな土地ないかな、ともやもや考えていたものだから
ズバッと「放牧しろ」と言われて嬉しかったです。
「米沢でできると思いますか?」と言われたら
こういうところがあるよ、と実例を教えてくれたので近いうちに話を聞きに行きたいと思います。
モチベーションが高まったところで、きたたかしげが待ちに待った出産です!
出産前にものすごくお腹が大きかったので大きな子が生まれるのかと思っていたら
意外と小さい子でした(笑)
でも女の子。ここまで予定日が過ぎるとてっきり男の子だと家族で思っていました。
女の子じゃないと米沢牛にならないので我が家的には嬉しい♪
これ、昨年、雑誌「養牛の友」に載っていたものです。
チューブの外径が1.5cmとあったからそのまま作ったけど太い気がして大丈夫か心配でした。
しかもどこまで入れて良いのかドキドキ。
誰か使っている人いませんか?
なんだかもう4月みたいな景色。
このまま春になるの?それともまだ雪が積もることはあるの??