おはようございます。倫子です。
子供の感想文はとても面白いし、新たな発見があります。
「牛の鳴き声がフォー!だった」
「鼻水をかけられて、いい記念になりました」
「牛の角は重いのですか?」
など、牛を見たからこその感想や疑問も新鮮です。
小学生だと
牛と言えば白黒のホルスタインだと思っている子が大半です。
米沢牛が黒毛和種という和牛と知って驚く子もいます。
今回の子供たちは闘牛のイメージが強い子も数人いて
「俺、赤い服着てきたから大丈夫かな」などと心配していましたから
話の最初に「牛は好奇心旺盛だけど慎重で臆病なところがあります」と言ったら
「えっ?」と言っていた子もいました。
子供は牛を見ると喜んで大声をあげたり走って近寄ったりするので
そういうことはしないでね、と話しておくことは大切なんです。
牛にとって知らない人が牛舎に来ることは異常事態です。
動物園のように騒いで見られることに慣れていない牛にとって
見学はストレスになると思います。
近所の人で私たちに無断で牛を見に来る人がいますが
牛の気持ちを考えてくれると嬉しいな、と思います。
人間は「見に来ました」と話をすれば分かり合えますけど
牛は何しに来たのかわかりませんから。
今回の子供たちはとても上手に牛を見てくれたと思います。
大きい声や牛を驚かして遊ぶような子がいなかったことに、ほっとしました。
各地で台風の被害があったみたいですね。
米沢は予想よりも影響は少なかったと思います。
風は大したことがなく、雨も前回の台風より降りませんでした。
学生時代に過ごした十勝はひどいらしいと聞いています。
農作物もかなりのダメージを受けているとか…
そうそう。
台風で休校になった長女に初めて牛のブラシかけをさせました。
娘にさせたのは「めびん」
繁殖牛として残すことにしたもうすぐ1歳の子です。
体重は300kgくらいあるものの、
体高は娘の身長くらいでブラシかけに慣れている牛だったので
大丈夫だろうと思っての挑戦。
牛のいるマスに入るのは初めてだったので怖がるかと思いましたが、
予想以上に喜んでいました。
ブラシをかけながら
「わー!だんだんきれいになってきたー!!」
「どんどん黒くなってきたよ!!!」
と、大人が見るとあまり変化はないように思うのですが
自分がブラシをかけると牛がピカピカになってきているように思ったようでした。
牛舎に行くと30分くらいで飽きることが多かったのですが
自分が初めての仕事をしたせいか2時間一緒にいられたので
それなりの仕事をやらせてもらって感謝でした~♪