おはようございます。倫子(ともこ)です。

先週の金曜日に日山日山畜産の新入社員研修がありました。
今年初めての試みだそうで、
新入社員7名の他、社長や執行役員の方々、築地店と浅草店の店長など
13名での現地入り。
我が家には7名が牛舎仕事を体験していただきました。

社長のブラシかけ。
春先は毛が抜け変わる季節なので下にモコモコ落ちています。
あまりの気持ち良さに「もみじ」(この牛の名前)も気持ち良くて
よだれを垂らしていました。

社長に続け!とみなさん丁寧なブラッシング。

朝6時のエサやりから手伝っていただきました。

みなさんが帰られた後に
「あれもやってもらえば良かったなー」と思うことがいっぱいあって、
ほんの少ししか体験していただけなくて残念です(笑)
せっかく牛舎に来たのだから、
私たちが普段どのような仕事をしているのか、
もっと知ってもらいたかったな、と思いました。

とはいえ、私は初めて牛舎仕事をした学生の時に
しんどくて、しんどくて、たまらなかったので
日山グループのみなさんもぐったりされていたかもしれませんね。

両社長にお話を伺ったら、
自分たちはモノを売りたいのではなく、想いを届けるんだとのこと。
自分たちが販売する牛肉が
どのように育てられて、生産者はどのような想いを持って育てているのかを知り、
それを食べていただくお客様に伝えていきたいのだと話してくださいました。

社長の想いを社員と共有するために
今回の研修で牛舎仕事の体験というものを入れたそうです。

新入社員のみなさんにもこの経験が今後に活かされることを願っています。
フレッシュなみなさんに、私がリクエストした「やらせ写真」です♪

日山のみなさんが熱心にブラシかけしてくださった「しほ」は
日曜日に出発し、昨日の東京で中核枝肉研究会に出品されました。

出発直前のしほ。
15産目の子だったので、体型は良いものの枝肉はどうなるかドキドキでした。
一般的には8産目以上の子は霜降りになりにくいと言われています。
簡単に言うと、母親が若いときに生まれた子牛の方が
霜降りになりやすいらしいです。

入賞はできなかったけれど、無事A5になりました。
よかったー!
日山のみなさん、ありがとう!!