おはようございます。米沢牛いとう牧場の伊藤倫子(ともこ)です。
子供たちの夏休みが終わって、
少しずつ日常が戻ろうとしています。
夏休み中は牛舎の時間が減るので
毎年「来年はどうにかしたいなぁ」と思うのですが、
子供の成長に伴って、
本当は去年より働けているのだろう…たぶん。
子供たちの始業式の日に
子牛の目がおかしいことに気が付きました。
左目が白い…
あー、傷つけたのかな…
と、思って獣医さんに診てもらいました。
肥育の牛でなったことがあったので慌てはしなかったけど、
最初は本当に目がほとんど開かなくて真っ白だったので
かわいそうで気になりました。
今もまだ完治していません。
早く治りますように。
週末は畜産共進会がありました。
我が家で共進会というと、
枝肉共進会の方がメインなのですが
この日は繁殖牛の共進会。
出産している牛、これから出産させる牛の共進会なので
米沢牛にはならない牛たちですが、
この子たちが産んだ子牛たちが地元生まれの米沢牛につながっていきます。
私はまだ全然牛の見方がわかっていなくて、
「メスらしい品格を備えた牛」
などと言われても全くわかりませんでした。
でも、
我が家の牛と比べると
入賞している牛はみんなすっきりしている感じがあって
改めて肥やしちゃいけないなと思いました。
とはいえ、
見た目と内臓脂肪は関係がないとも聞いて、
簡単に濃厚飼料を減らしてもいけないと言われると
本当にエサって難しいです!