おはようございます。倫子(ともこ)です。
18日に少し書きましたが、
16日17日の2日間で東京から視察のお客様がいらっしゃいました。
いつも大変お世話になっている日山さんが
渋谷の焼肉店yamazonさんのみなさんを連れて来てくださいました。
焼肉店の視察というのは久しぶりでした。
お店では主に米沢牛を扱っているとのことでしたので
なぜ米沢牛を選んでくださったのか聞いてみたら
ブランド牛のイメージの中で米沢牛はおしゃれな印象なのだそうです。
米沢牛がおしゃれ。
初めて聞いた感想でした!
私たち生産者は牛肉の味や質だけに捕らわれてしまっていることに気が付きました。
「無形なものを売ることの難しさ」という話をテレビ業界をよく知っている人から聞いたことがあって
今までは米沢牛とその話を結びつけることはありませんでしたが
「もの」にはそれ自身が物理的に存在している現物と生まれてくるまでのエピソードや作り手の気持ちなど見えない想いがあって
その2つとも最後に手にする方へ届けたいものだということを思いました。
米沢牛をオススメするときに「とろける口触りが…」「脂の旨みが…」と
牛肉そのものの話ばかりにいってしまうけれども、
自分が米沢牛に対してどのような想いがあって
どのように育てているのかを伝えることも
生産者として取り組んでいきたいなと改めて思ったのでした。
日山 http://www.hiyama-gr.com/
日山畜産 https://hiyama-mc.co.jp/
yamazon http://yamazon.jp/