おはようございます。倫子(ともこ)です。
昨日は米沢市で枝肉共進会がありました。
我が家の出品「ももふく」の枝肉です。
稲馬いわく「少し粗目のサシだけどいい感じ」だそうです。
※サシというのは霜降りのことです。
枝肉はこうして吊るされた状態で枝肉市場にかけられます。
A5のハンコの横に「カ」「エ」というハンコもあるのがわかりますか?
「カ」はその他、「エ」は「アタリ」という意味です。
これは枝肉に欠点があったことを指摘するハンコです。
格付けには影響ありませんが、枝肉の商品性が劣っていることを表します。
「その他」はいろいろな意味があるそうですが、
今回の我が家の枝肉では何なのか、稲馬はわからなかったと言います。
「アタリ」は生前の打撲などにより皮下出血などで偏食部分があることをいいます。
格付けは悪くなかったものの、
アタリなどがあったのは残念でした…
ところで、
水曜日は久しぶりの山形へ行ってきました。
やまがた6次産業化農業女性起業応援セミナーという研修会へ出席!
農林水産省から佐藤一絵さんという方が来ていらして
農業者の半分は農業女性が占めるということや
各市町村にいる農業委員の中で女性の委員の割合を増やそうとしている話や
農業女子プロジェクトの話などがありました。
農業女子プロジェクトは名前は知っていたものの、
軽いノリな気がして全く興味がありませんでした。
今回の研修で農業女子プロジェクトに参加した農業女性が
大企業とタイアップして商品開発したりすることで
農業の世界だけでは知り合えなかったような人とつながることができるというメリットに興味を持ちました。
事例紹介では南陽の漆山農園さんと河北町のくだもの楽園の生稲さんがお話しされ、
実際行っている方の考えを聞くことができました。
ちなみに、
私は6次産業化に興味があってこの研修に出席したわけではありません。
出席した一番の理由は
大変お世話になっている東南置賜の普及員 是川さんが声をかけてくださったからです。
嫁の立場としては仕事に直結している講演でもないのに
1時間半かけて研修に行きたいです、とは言い出せません(笑)
家族がみんな知っている県職員の方が勧めてくださったので…と言うと
理解が得られやすい♪
農業の世界だけなのかわかりませんが、
「農業女性」と女性が研修タイトルに付かなければ女性は参加しにくい雰囲気があるように思います。
私はこの世界では若年ではっきりとはわからないのですが
男女問わず技術や情報を共有するのが自然になってほしいと思います。
そのような私の気持ちをよく理解してくださっている方からのおすすめに
出席を決めたというわけです。
メディアでは190人集まったと言っていましたが、そんなにいたのですか?という印象です。
しかも半分くらいは市町村の公務員や農業大学生などだったように思います。
どのような方々が参加されているのか、もっと知りたかったなぁ…
↑こちらは農業女子プロジェクトで開発された蛍光ピンクの軽トラと白いトラクター。
かわいらしくて良いのですが、
トラクターは15馬力らしく「これじゃ使えないなー」と言っている方もいました。
バリバリ使おうとすると確かに無理ですね。
でも、本当にかわいい。
どのくらい購入されているんだろう?