おはようございます。倫子(ともこ)です。

ついに!
先月の東京で行われた青年部枝肉研究会のチャンピオンが販売され始めました!!

米沢市の市民文化会館の北にある、扇屋さんで販売です!

店頭販売はそのときカルビのみでしたが、購入。

最優秀賞の文字が光ります!!!

血統が安福久(←本当は、美津百合ー安福久ー勝忠平でした!ごめんなさい)だったので
味は少し不安要素でしたが、
稲馬こだわりの34ヶ月肥育のおかげか、
この牛「みづな」自身の力のおかげか、
嫌味のない甘さのある米沢牛になっていました。

よかったー!

昨日テレビで
「A5の牛肉は胃もたれする」「おいしい牛肉の見分け方」など取り上げられていました。
途中から見たので最初はどういう話をしてたのかわかりませんが、
正直、日常的に食べるものと同じ感覚で食べると胃もたれする人もいると思います。

個人的には、ブランド牛はガツガツとお腹いっぱい食べるものではないと思っています。

もちろん、そうしたい人にはたくさん食べていただけて嬉しいです。
ただ、
好きではない、という方に「食べた方がいいよー」と無理にオススメしようとも思いません。

難しく考えないでいただきたいです。
胃もたれしそうだな、と思うときは食べないで良いと思うのです。

私たちは自分たちの育てた牛が食卓に届けられたとき、
みなさんが笑顔でいらっしゃることを望んでいます。
「明日が心配」なんて思うときは、体が無理だと思っているときではないでしょうか。

我が家では「しつこくない脂」という言葉がよく出ます。
みなさんが食べたいと思う米沢牛とはどういう米沢牛だろうと想像しています。
きっと、肉牛を育てている人たちはみんな同じことを考えていると思います。

牛肉もいろいろあるのです。
これからも、どんどん変わり続けます。
ですから、
食べたいと思った時に食べていただいて、
ちょっと違うな、と思ったときは
「牛肉はダメだ」「霜降りは体に悪い」とすぐ決めないでいただけたら嬉しいです。
また食べてみてもいいかな、と思うときが来れば
またちょっと食べてみてください。

牛はみんな違います。
今日胃もたれした牛は、今度あなたが食べる牛とは違います。

生産者もそれぞれに想いを込めます。
同じ牛肉は存在しません。

美味しい牛肉
一言で表さずに、個性を味わっていただければ嬉しいばかりです。