おはようございます。倫子です。
先週のことになりますが、
川西町で稲作している嶋貫諭くんと齋藤聖人くんに会いました。
人工授精に使う冷凍精液保存の液体窒素補充に向かっている最中、
近くで嶋貫くんが田んぼを作ってることを思い出し突然連絡したみたら
快く時間を作ってくれました。
先日も紹介した水田センサのことについて話したかったからです。
置賜の10か所で設置することになった水田センサ。
その設置者のまとめ役をしているのが嶋貫くんです。
私は面識がなくfacebook上でつながっているだけだったので
実際会って話した方がいいかな、という気がしたから連絡をしました。
というのは、水田センサの活用の仕方がよくわからず、
今後の展開もさっぱり私達夫婦は見えていなくて、
他の人はどうなのか、どう使いたいのかを知りたいと思ったからです。
水田センサは設置した後スマホにアプリを入れることで
水位・気温・水温・湿度などがわかります。
今のところ、
「データはわかるけど、これからどうするの?」という状態です。
嶋貫くんとはまず設置者で集まりたいという話になりました。
置賜8市町の各地に仲間がいるので集まるのは大変だと思いますが
お互いの情報や意見を共有できるようになれば、と思います。
水田センサの話と別に、嶋貫くんはササニシキを作っている話を聞きました。
私はお米についてド素人ですが、
ササニシキは育てにくいことや作っている人は限られているように思っています。
嶋貫くんは販売先との話で作り始めたそうですが
作った1年目はこうで、2年目はこうなって…と話しながら
ササは面白いです、と話してくれました。
会った場所はフレンドリープラザ内のブックユニオンというカフェ。
スーツを着て農作業するスーツ農家の齋藤聖人くんのお店です。
ずっと行きたかった!やっと行けた♪
久しぶりの齋藤君は、
食べ物のおいしさは食べる環境が大事だと思う、と話してくれました。
食べ物そのものの味も大事だけど、
どういう雰囲気で食べるのか、一緒に食べる人だったり場所だったりが大切だと思う、と。
私も同感です。
農家は食べ物の生産者なので、味そのものについて探求する必要はあります。
それはもちろんだけれど、「おいしい」と感じるのはそれだけじゃないという気がします。
齋藤君と嶋貫くんでお米の販売についてちらっと話していて
お米そのものを売ろうとしたら嫌らしくなるよね、など
私よりも10近く若い人たちが自分たちの考えを持って頑張ってるなぁ!と刺激をもらいました。