おはようございます。倫子(ともこ)です。
facebookページでは脂肪壊死の話でさまざま情報をいただきました。
ありがとうございます!
稲馬も喜んで読んでいました。
登録されていない方も見られますのでぜひご覧ください。
さて、
2月2日に我が家は「米沢牛いとう牧場株式会社」を設立致しました!
週末に定款が無事届きました。
法人になったけれど、今のところ規模も働き手も現状のままやっていく方針です。
なぜ法人になったのか、ですが
法人を考えるきっかけになったのは経営移譲です。
今まで経営者は伊藤精司でやってきた我が家ですが
息子の稲馬に移譲して農業に関する名義を変更したいと考えたときに
牛を移譲する現実問題が出てきました。
牛は1頭ずつ資産になり、贈与税の金額が高額になりそうだということで足踏みしました。
そこで法人化し、伊藤精司から会社が買うという形を取った方が良いだろうということになったのです。
(他にもメリット・デメリットがあるようですが、理解しきれていない嫁であります…)
そもそもお父さんが移譲を考えたのは、まず農業者年金の絡みがあります。
65歳で後継者に移譲すると農業者年金の移譲年金というものがプラスで支給されるからです。
ところが移譲に伴う税金の高さに躊躇し、
移譲年金の受け取りは断ることになりました。
時期を過ぎると移譲年金を受け取ることは一生できなくなるそうです。
それでも法人化が実現したのは
自分の名義で牛を出荷することのやりがいを重視したからです。
稲馬はずいぶん前から自分の名義になることを望んでいました。
あまり言わない人なので家族に伝わりにくかったのですが、
名義を変えるという話が何年も前から出ていたのに現実にならないのをどうにかしたいと思っていたようです。
お父さんは高校の時から牛舎仕事と学業を両立してきた人で
若いときから自分の名前で牛を出してきました。
そのやりがいを知っているからこそ、息子のモチベーションを大切に考えてくれていたようです。
農業会議所の方に経営移譲の話をしたところ、
無料でコンサルを受けられる事業があると教えていただきました。
それを機に一気に法人化が加速!
めでたく「米沢牛いとう牧場株式会社」の誕生です!!
会社は家族大人4人で出資し、伊藤稲馬が社長となりました。
今までと経理のやり方が変わるので記帳などは私が行うことになります。
表面上、今年は今までと大きな変化はなさそうですが
稲馬も私もお金の動きの詳細がわかる初めての年になります。
お父さんやお母さんからいろいろ教えてもらいつつ、
よく学び、よく働きたいです。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します!